ラクラク運用生活のススメ

iDeco・確定拠出年金運用のテクニック、NISA・つみたてNISAの活用、家計にプラスの投資信託・株式運用

預替

早くも月末が参りまして、

2回目の自力ドルコスト平均法での預替となりました。

1回目のお話がこちら。


 




1回目で約定予定日が月をまたいでしまったので、

2回目は余裕をもって手続してみました。




自力ドルコスト2回目
 

ジャブジャブの定期預金から移換です。

3月24日の19時に売却指示を出した定期預金の解約決定日は3月26日となりました。遅。

24日の15時までに指示を出していれば25日が決定日となったはず。

まあ、しかたない。



日経225ノーロードオープンは3月27日の日経平均株価に連動した取得価格となるはずで、

終値が 19,389.43円ですから、まあまあとのことろで買えるでしょう。



海外株式インデックスは3月30日に相場がどうなるかによりますね。 




このように、確定拠出年金での投資信託買い付けは

大きな流れに任せるしかないところがあり、

小さいことにこだわってたら資金が動かせません。



指値で思い通りに買いたいなら

ETFか個別銘柄の株を市場で買うのがいいでしょうね。

もちろん指値であっても思い通りに買えるわけではないのですが、

投資信託よりは誤差が少なく買い付けできます。




 
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投資信託は月額掛金で毎月買い続けることで

購入時の価格変動リスクを抑えることができます。

確定拠出年金で投資信託を買うのも同じこと。

詳細はこちらの記事をぜひご覧ください。






とはいえ、相場が大きく下がると資産評価額もどんどん下がっていくし、

このまま買い続けるのが怖くなるときも。

長く投資信託で運用していると、

値が下がり始めたときほど絶好の購入タイミングだと体感できているのですが

これは一山超えてみないと体験できないこと。

実体験だけでノウハウを得ようとしていると時間がかかりすぎてしまいます。



こちらのグラフをご覧いただきましょう。


相場変動期の買い方



これは、基準価額が20,000円のときから1回100,000円ずつ買い始め

12,000円まで落ちてもやっぱり買い続け、また20,000円になった場合のシミュレーションです。




10月で元本総額は、100万円。

購入口数合計は、64.56口。

基準価額が20,000円になったときに売却するなら

20,000円 × 64.56口 =  1,291,270円  となり、29%の利益が確定できます。




実は、右肩上がりでずっと値を上げ続ける相場よりも

少しは上がり下がりしてくれたほうが利益は得やすいのですよね。



これは預替でも同じことですので、

相場が下がりだしたら一気に多額に移換するのではなく、

一定期間ごとに定額をすこしずつ移換するのがおすすめ。



一気に移換するとこうなっちゃった、というお話がこちら。






で、その海外債券インデックスをやっと売り抜けたお話と、

ダブついている定期預金から毎月少しずつ

国内株式と海外株式インデックスに移換しているお話がこちら。








始める前は、毎月の預替がとても面倒臭く感じていましたが

やり始めるとそうでもないですね。

何事もルーティンになったらさほどストレスはないものです。





 
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以前の記事で、

確定拠出年金の預替をしたというお話をしました。






預替の指示をしたのが2020年2月27日。

やっと結果が出ました。

まず、海外債券インデックスの売却。



20200228海外債券売却



3月2日の基準価額での売却となったモヨウ。

この日はここ1週間で一番基準価額が下がった日で、かつ

この商品は売却時に信託財産留保額として基準価額の0.2%が差し引かれます。

結果、受取価額は 515,811円。

途中配当も含めて、1年8ヶ月で 3.2% の利益確定となりました。



んー、予想よりちょっと低かったなー



この元金500,000円は、

主に国内株式インデックスで利益確定して1年定期に置いたものの一部。

あのまま1年定期に放置していたら金利は 0.01%  、

1年で50円の利子しかついてませんでしたからね。

まあ、良しとしましょう (^ ^;




注目すべきはこのスピード感のなさです。

2月27日売却指示 →  3月2日の基準価額で約定 → 受け渡しが3月5日。

まるまる一週間の時間を要します。

これが投資信託の取引というもの。株式と同じ感覚で付き合ってはいけません。



次に、自力で始めたドルコスト平均法実施の1回目の結果です。



20200228預替ドルコスト1回目


1年定期から3万円ずつ、国内株式と海外株式のインデックスに預替。

預替前の平均取得価額は、

国内株式インデックスが 15,273円、

海外株式インデックスが 25,410円。

 

ちょうど2月28日に月額掛金の買い付けが入りました。

2月28日の基準価額は

国内株式インデックスが 14,890円、

海外株式インデックスが  25,325円。

これが入って、平均取得価額は、

国内株式インデックスが 15,259円、

海外株式インデックスが 25,409円に。



そして、預替分の買い付けの基準価額が

国内株式インデックスが 15,027円、

海外株式インデックスが  26,338円。

これが入って、平均取得価額は、

国内株式インデックスが 15,229円、

海外株式インデックスが 25,444円に。 




少しですが、国内株式インデックスの平均取得価額が引き下げられました。

国内株式はこれまでこまめに利益確定してきましたので

平均取得価額がここ数年の買い付けに限られ値動きが小さいため

ここのところの急激な値下がりがいい影響となりました。



海外株式インデックスは預替前を少々上回る展開に。

トランプ大統領就任前に買い付けを始め

就任以降値上がっていたため、売却せず買い付けを続けていました。

この程度の値下がりでは平均取得価額に影響がでるほどではありませんでしたね。



さて、今月末も自力でドルコスト平均法での預替をしてみましょう。

月中に大きく値下がりしたら買い足したくなりますが、

そこは我慢・我慢w








 
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2020年2月。コロナ新型肺炎蔓延の影響で

日経平均が22,000円を、NYダウが27,000$を下回りました。


米国長期金利が1.3%を切りそう(債券価格は高騰)で、

ドル・ユーロがそこそこ高値をつけていたので、

2018年7月に一括預替で購入した海外債券インデックスを売却することに。


ちなみに購入してから1年間の値動きは ↓ こんな感じでした。


海外債券一度に預替
 


確定拠出年金の預替を一括でやるのは

おすすめしないことを証明するための預替でしたねえ。

詳細はこちらの記事をご覧くださいね。








今回の売却見込み額は、522,526円。

1年半で4.5%程度の利益確定となりました。

海外債券の短期運用ではまずまずのところ。 



セオリー通り1年定期に入れ替えて、またもや定期預金が増えてしまいました。

株価が急激に下がっているときに長期投資家はバタバタしないのが鉄則と思っていますが 

せっかく株価が下がってくれたのでちょっと実験をしてみようと。 



1年定期から3万円ずつ

国内株式インデックスと海外株式インデックスに預替えをしてみました。

これをできれば1年間、短くとも半年は、毎月月末付近で3万円ずつ預替えてみるつもり。

自力でドルコスト平均法で預替えてみようという戦略です。








めんどくさいですよねえ〜   (´・ω・`) 







株価が下がり続けてくれればモチベーションも維持できると思うのですが、

下手に上がるとやりたくなくなりそう。 

スケジュール管理のストレスと預替に必要なPC操作の手間を回収できるものなのか、

小さな実験です。




 
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投資信託は売却して利益を確定するもの。

それは確定拠出年金制度の中でも同じです。

投資信託の利益は運用する対象によって想定できますので、

相応の利益が確定できるようなら売却し、元本確保型商品で温存するのがセオリー。



お金を早く殖やすためには再投資を繰り返すことが効果的ですが、

運用期間が限られている確定拠出年金制度では、

「投資信託で運用 →  利益確定、元本確保型に移換」という形で

いったん利益確定した資金については、

この状態で運用終了である60歳を迎えてもよいと考えます。


確定拠出年金・投資信託の預替



もし、元本確保型の資産割合が増えすぎて不安になった場合には

元本確保型の資金を使って投資信託を買い直す「預替」をしてもよいのですが、

一度に多額の資金で投資信託を購入するのではなく、

上図のとおり「少しずつ投資信託を購入」しましょう。



ここで、海外債券インデックスを例にとり

一度に資金移動した場合と、少しずつ購入した場合をご覧いただきます。



定期預金に温存した資金で、

50万円分一度に海外債券インデックス投信を買ってみました。


この海外債券インデックスは

世界主要国23カ国の国債市場の動向を示す指数である

FTSE世界国債インデックスに連動することを目指す投資信託。

為替の影響はドルとユーロからほぼ半々です。

海外債券一度に預替
注・この投資信託は10月末に配当があり再投資されます。



株式投信を見慣れた目ではたいした損ではありませんが、

残念ながら14ヶ月後は元本を1,200円ほど下回っている評価額です。

ただし、2019年8月末はドル・ユーロともに対円で安くなっていたときですので

為替の動向を見て売却時期を確定することを目標とすれば

利益確定も可能な状況ではあります。



では、資金移動を毎月行っていたならどうなっていたかをご覧いただきます。


仮に毎月3.5万円ずつ預替していたなら、下表のとおりとなりました。


海外債券ちょっとずつ預替




ドルコスト平均法の効果は大きく、

2019年8月28日時点で元本はトータル49万円、

評価額では4,490円のプラスが出ています。




ドルコスト平均法についてはこちらの記事をご参照ください。







問題は、毎月預替の指示をいちいち出さなければならないこと。

数ヶ月分の預替の、予約設定ができれば楽なんですけれどね。









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確定拠出年金の運用で加入者が行うことはふたつだけ。

ひとつは、月額掛金をどの商品に振り分けるか。 

ふたつめは、運用してきた商品の変更を行うこと。預替 (あずけかえ)といいます。


  • 月額掛金の振り分け

月額掛金とは、いうなれば大きな水槽に水を少しずつ入れることです。

水槽のことを確定拠出年金制度では個人別管理資産額といい、

ここに毎月入れられていく水が月額掛金。

iDeCoでの月額掛金は加入者本人が、

企業型確定拠出年金であれば会社が月額掛金を入れていきます。


月額掛金運用




加入者は、加入時に月額掛金をどの商品で運用するか指示をします。

掛金全額をひとつの商品で運用してもOKですし、ふたつの商品に50%ずつの運用もOK。 

指示は1%刻みで行うことができ、ラインナップすべての商品を選択してもOKです。



月額掛金の割り振りはいつでも変更することができます。



先月までは掛金の全額を定期預金で運用していたけれど、

来月からは半分を株式投信で運用することも可能。



ただし、投資信託を購入するのであれば

毎月定額で長い期間継続して購入することがおすすめです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。





また若い人ほど株式投資信託の組み入れを検討するのがおすすめ。

一般的な確定拠出年金のプランでは

国内株式と海外株式、それぞれの平均的な指標に連動するインデックス投信が入っています。

インデックス投信は、購入し値動きを追うことで経済の動きが感じ取れるメリットがあります。

また、長期的にはアクティブ運用よりも高い利益がとれる傾向もあり

初心者にはおすすめの商品群といえます。



  • 預替

預替 (あずけかえ)とは

それまで運用してきた商品を売却し、制度内の別の商品に移換すること。

投資信託は売却することで利益や損失が確定します。

相場が上がって利益が出たタイミングでいったん売却して利益をとり、

ひとまず定期預金など元本が割れない商品に温存することは

確定拠出年金運用のセオリーのひとつです。


預け替え投信から定期


 
低金利の昨今では、定期預金から定期預金への預替 も効果的です。

2019年現在、確定拠出年金内の定期預金の多くは金利が0.01%。

月額掛金が10,000円未満の場合、利子がまったくつかないことに。

数ヶ月分の定期預金をいったん解約、

1本の定期預金にまとめ直すと、利子がつくようになります。









 
 
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確定拠出年金では
 

元本が割れず少ないながらも利子がつくと考え

定期預金を選択する方は多いのですが、

月額掛金によってはまったく利子がつかないことがあります。

 

月額掛金での購入は、前月までの定期預金に加算するのではなく、

毎月新たに定期預金を契約すること。

定期預金月額掛金購入



1年たてば12本の定期預金を持つことになるのです。


 

ここで問題になるのが、今の低金利。

iDeCo
1年満期定期預金の金利は0.01%が主流です。

月額掛金1万円未満では利子は0円。


 

加入者の指示がなければ定期預金は1年後に自動継続、

金利があがらなければ次の年も利子がつきません。


 

利子がつかない定期預金は中途解約し、

数本まとめて元本1万円以上の定期預金に契約しなおすと利子がつくようになります。

これを「預替」といいます。


預け替え定期から定期


 
 

加入時にもらった口座番号とパスワードを手に個人資産の確認サイトから手続きし、

元本総額に見合った利子を受け取りましょう。


 
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