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iDeco・確定拠出年金運用のテクニック、NISA・つみたてNISAの活用、家計にプラスの投資信託・株式運用

確定拠出年金運用のテクニック

2020年2月。コロナ新型肺炎蔓延の影響で

日経平均が22,000円を、NYダウが27,000$を下回りました。


米国長期金利が1.3%を切りそう(債券価格は高騰)で、

ドル・ユーロがそこそこ高値をつけていたので、

2018年7月に一括預替で購入した海外債券インデックスを売却することに。


ちなみに購入してから1年間の値動きは ↓ こんな感じでした。


海外債券一度に預替
 


確定拠出年金の預替を一括でやるのは

おすすめしないことを証明するための預替でしたねえ。

詳細はこちらの記事をご覧くださいね。








今回の売却見込み額は、522,526円。

1年半で4.5%程度の利益確定となりました。

海外債券の短期運用ではまずまずのところ。 



セオリー通り1年定期に入れ替えて、またもや定期預金が増えてしまいました。

株価が急激に下がっているときに長期投資家はバタバタしないのが鉄則と思っていますが 

せっかく株価が下がってくれたのでちょっと実験をしてみようと。 



1年定期から3万円ずつ

国内株式インデックスと海外株式インデックスに預替えをしてみました。

これをできれば1年間、短くとも半年は、毎月月末付近で3万円ずつ預替えてみるつもり。

自力でドルコスト平均法で預替えてみようという戦略です。








めんどくさいですよねえ〜   (´・ω・`) 







株価が下がり続けてくれればモチベーションも維持できると思うのですが、

下手に上がるとやりたくなくなりそう。 

スケジュール管理のストレスと預替に必要なPC操作の手間を回収できるものなのか、

小さな実験です。




 
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以前の記事で、

確定拠出年金の預替をしたというお話をしました。






預替の指示をしたのが2020年2月27日。

やっと結果が出ました。

まず、海外債券インデックスの売却。



20200228海外債券売却



3月2日の基準価額での売却となったモヨウ。

この日はここ1週間で一番基準価額が下がった日で、かつ

この商品は売却時に信託財産留保額として基準価額の0.2%が差し引かれます。

結果、受取価額は 515,811円。

途中配当も含めて、1年8ヶ月で 3.2% の利益確定となりました。



んー、予想よりちょっと低かったなー



この元金500,000円は、

主に国内株式インデックスで利益確定して1年定期に置いたものの一部。

あのまま1年定期に放置していたら金利は 0.01%  、

1年で50円の利子しかついてませんでしたからね。

まあ、良しとしましょう (^ ^;




注目すべきはこのスピード感のなさです。

2月27日売却指示 →  3月2日の基準価額で約定 → 受け渡しが3月5日。

まるまる一週間の時間を要します。

これが投資信託の取引というもの。株式と同じ感覚で付き合ってはいけません。



次に、自力で始めたドルコスト平均法実施の1回目の結果です。



20200228預替ドルコスト1回目


1年定期から3万円ずつ、国内株式と海外株式のインデックスに預替。

預替前の平均取得価額は、

国内株式インデックスが 15,273円、

海外株式インデックスが 25,410円。

 

ちょうど2月28日に月額掛金の買い付けが入りました。

2月28日の基準価額は

国内株式インデックスが 14,890円、

海外株式インデックスが  25,325円。

これが入って、平均取得価額は、

国内株式インデックスが 15,259円、

海外株式インデックスが 25,409円に。



そして、預替分の買い付けの基準価額が

国内株式インデックスが 15,027円、

海外株式インデックスが  26,338円。

これが入って、平均取得価額は、

国内株式インデックスが 15,229円、

海外株式インデックスが 25,444円に。 




少しですが、国内株式インデックスの平均取得価額が引き下げられました。

国内株式はこれまでこまめに利益確定してきましたので

平均取得価額がここ数年の買い付けに限られ値動きが小さいため

ここのところの急激な値下がりがいい影響となりました。



海外株式インデックスは預替前を少々上回る展開に。

トランプ大統領就任前に買い付けを始め

就任以降値上がっていたため、売却せず買い付けを続けていました。

この程度の値下がりでは平均取得価額に影響がでるほどではありませんでしたね。



さて、今月末も自力でドルコスト平均法での預替をしてみましょう。

月中に大きく値下がりしたら買い足したくなりますが、

そこは我慢・我慢w








 
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投資信託は月額掛金で毎月買い続けることで

購入時の価格変動リスクを抑えることができます。

確定拠出年金で投資信託を買うのも同じこと。

詳細はこちらの記事をぜひご覧ください。






とはいえ、相場が大きく下がると資産評価額もどんどん下がっていくし、

このまま買い続けるのが怖くなるときも。

長く投資信託で運用していると、

値が下がり始めたときほど絶好の購入タイミングだと体感できているのですが

これは一山超えてみないと体験できないこと。

実体験だけでノウハウを得ようとしていると時間がかかりすぎてしまいます。



こちらのグラフをご覧いただきましょう。


相場変動期の買い方



これは、基準価額が20,000円のときから1回100,000円ずつ買い始め

12,000円まで落ちてもやっぱり買い続け、また20,000円になった場合のシミュレーションです。




10月で元本総額は、100万円。

購入口数合計は、64.56口。

基準価額が20,000円になったときに売却するなら

20,000円 × 64.56口 =  1,291,270円  となり、29%の利益が確定できます。




実は、右肩上がりでずっと値を上げ続ける相場よりも

少しは上がり下がりしてくれたほうが利益は得やすいのですよね。



これは預替でも同じことですので、

相場が下がりだしたら一気に多額に移換するのではなく、

一定期間ごとに定額をすこしずつ移換するのがおすすめ。



一気に移換するとこうなっちゃった、というお話がこちら。






で、その海外債券インデックスをやっと売り抜けたお話と、

ダブついている定期預金から毎月少しずつ

国内株式と海外株式インデックスに移換しているお話がこちら。








始める前は、毎月の預替がとても面倒臭く感じていましたが

やり始めるとそうでもないですね。

何事もルーティンになったらさほどストレスはないものです。





 
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早くも月末が参りまして、

2回目の自力ドルコスト平均法での預替となりました。

1回目のお話がこちら。


 




1回目で約定予定日が月をまたいでしまったので、

2回目は余裕をもって手続してみました。




自力ドルコスト2回目
 

ジャブジャブの定期預金から移換です。

3月24日の19時に売却指示を出した定期預金の解約決定日は3月26日となりました。遅。

24日の15時までに指示を出していれば25日が決定日となったはず。

まあ、しかたない。



日経225ノーロードオープンは3月27日の日経平均株価に連動した取得価格となるはずで、

終値が 19,389.43円ですから、まあまあとのことろで買えるでしょう。



海外株式インデックスは3月30日に相場がどうなるかによりますね。 




このように、確定拠出年金での投資信託買い付けは

大きな流れに任せるしかないところがあり、

小さいことにこだわってたら資金が動かせません。



指値で思い通りに買いたいなら

ETFか個別銘柄の株を市場で買うのがいいでしょうね。

もちろん指値であっても思い通りに買えるわけではないのですが、

投資信託よりは誤差が少なく買い付けできます。




 
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