ラクラク運用生活のススメ

iDeco・確定拠出年金運用のテクニック、NISA・つみたてNISAの活用、家計にプラスの投資信託・株式運用

確定拠出年金運用のテクニック

確定拠出年金では
 

元本が割れず少ないながらも利子がつくと考え

定期預金を選択する方は多いのですが、

月額掛金によってはまったく利子がつかないことがあります。

 

月額掛金での購入は、前月までの定期預金に加算するのではなく、

毎月新たに定期預金を契約すること。

定期預金月額掛金購入



1年たてば12本の定期預金を持つことになるのです。


 

ここで問題になるのが、今の低金利。

iDeCo
1年満期定期預金の金利は0.01%が主流です。

月額掛金1万円未満では利子は0円。


 

加入者の指示がなければ定期預金は1年後に自動継続、

金利があがらなければ次の年も利子がつきません。


 

利子がつかない定期預金は中途解約し、

数本まとめて元本1万円以上の定期預金に契約しなおすと利子がつくようになります。

これを「預替」といいます。


預け替え定期から定期


 
 

加入時にもらった口座番号とパスワードを手に個人資産の確認サイトから手続きし、

元本総額に見合った利子を受け取りましょう。


 
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確定拠出年金の運用で加入者が行うことはふたつだけ。

ひとつは、月額掛金をどの商品に振り分けるか。 

ふたつめは、運用してきた商品の変更を行うこと。預替 (あずけかえ)といいます。


  • 月額掛金の振り分け

月額掛金とは、いうなれば大きな水槽に水を少しずつ入れることです。

水槽のことを確定拠出年金制度では個人別管理資産額といい、

ここに毎月入れられていく水が月額掛金。

iDeCoでの月額掛金は加入者本人が、

企業型確定拠出年金であれば会社が月額掛金を入れていきます。


月額掛金運用




加入者は、加入時に月額掛金をどの商品で運用するか指示をします。

掛金全額をひとつの商品で運用してもOKですし、ふたつの商品に50%ずつの運用もOK。 

指示は1%刻みで行うことができ、ラインナップすべての商品を選択してもOKです。



月額掛金の割り振りはいつでも変更することができます。



先月までは掛金の全額を定期預金で運用していたけれど、

来月からは半分を株式投信で運用することも可能。



ただし、投資信託を購入するのであれば

毎月定額で長い期間継続して購入することがおすすめです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。





また若い人ほど株式投資信託の組み入れを検討するのがおすすめ。

一般的な確定拠出年金のプランでは

国内株式と海外株式、それぞれの平均的な指標に連動するインデックス投信が入っています。

インデックス投信は、購入し値動きを追うことで経済の動きが感じ取れるメリットがあります。

また、長期的にはアクティブ運用よりも高い利益がとれる傾向もあり

初心者にはおすすめの商品群といえます。



  • 預替

預替 (あずけかえ)とは

それまで運用してきた商品を売却し、制度内の別の商品に移換すること。

投資信託は売却することで利益や損失が確定します。

相場が上がって利益が出たタイミングでいったん売却して利益をとり、

ひとまず定期預金など元本が割れない商品に温存することは

確定拠出年金運用のセオリーのひとつです。


預け替え投信から定期


 
低金利の昨今では、定期預金から定期預金への預替 も効果的です。

2019年現在、確定拠出年金内の定期預金の多くは金利が0.01%。

月額掛金が10,000円未満の場合、利子がまったくつかないことに。

数ヶ月分の定期預金をいったん解約、

1本の定期預金にまとめ直すと、利子がつくようになります。









 
 
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投資信託は売却して利益を確定するもの。

それは確定拠出年金制度の中でも同じです。

投資信託の利益は運用する対象によって想定できますので、

相応の利益が確定できるようなら売却し、元本確保型商品で温存するのがセオリー。



お金を早く殖やすためには再投資を繰り返すことが効果的ですが、

運用期間が限られている確定拠出年金制度では、

「投資信託で運用 →  利益確定、元本確保型に移換」という形で

いったん利益確定した資金については、

この状態で運用終了である60歳を迎えてもよいと考えます。


確定拠出年金・投資信託の預替



もし、元本確保型の資産割合が増えすぎて不安になった場合には

元本確保型の資金を使って投資信託を買い直す「預替」をしてもよいのですが、

一度に多額の資金で投資信託を購入するのではなく、

上図のとおり「少しずつ投資信託を購入」しましょう。



ここで、海外債券インデックスを例にとり

一度に資金移動した場合と、少しずつ購入した場合をご覧いただきます。



定期預金に温存した資金で、

50万円分一度に海外債券インデックス投信を買ってみました。


この海外債券インデックスは

世界主要国23カ国の国債市場の動向を示す指数である

FTSE世界国債インデックスに連動することを目指す投資信託。

為替の影響はドルとユーロからほぼ半々です。

海外債券一度に預替
注・この投資信託は10月末に配当があり再投資されます。



株式投信を見慣れた目ではたいした損ではありませんが、

残念ながら14ヶ月後は元本を1,200円ほど下回っている評価額です。

ただし、2019年8月末はドル・ユーロともに対円で安くなっていたときですので

為替の動向を見て売却時期を確定することを目標とすれば

利益確定も可能な状況ではあります。



では、資金移動を毎月行っていたならどうなっていたかをご覧いただきます。


仮に毎月3.5万円ずつ預替していたなら、下表のとおりとなりました。


海外債券ちょっとずつ預替




ドルコスト平均法の効果は大きく、

2019年8月28日時点で元本はトータル49万円、

評価額では4,490円のプラスが出ています。




ドルコスト平均法についてはこちらの記事をご参照ください。







問題は、毎月預替の指示をいちいち出さなければならないこと。

数ヶ月分の預替の、予約設定ができれば楽なんですけれどね。









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確定拠出年金で投資信託を見るには、

その投資信託が主にどの市場で運用されているかを確認します。

運用市場は、国内株式・海外株式・国内債券・海外債券 の4つに分類されます。 


基本の4指標図
 

今回ご紹介する 日経225ノーロードオープン は、

「国内株式 」市場で運用されている、「パッシブ(インデックス)」の投資信託です。

パッシブとはベンチマークに完全連動するよう管理されている投資信託。

日経225ノーロードオープン のベンチマークは 日経平均株価 です。

パッシブとアクティブの違いはこちらの図版をご覧ください。


パッシブ・アクティブ


日経225ノーロードオープンの基準価額のチャートをご覧いただきます。



日経225ノーロードオープンチャート


このチャートは、

2009年1月から、毎月月末に買い続けた場合の値動きを表しています。

確定拠出年金の月額掛金で毎月買うのと同じですね。

これを時々の高値期に売却したとしたら、利益率は次表のようになります。


日経225ノーロードオープン利益率


投資信託は高値になったら売却して利益確定するのがセオリーです。

 
国内株式インデックスでは

1年程度の短期で訪れた高値期で売り10%前後の利益が確保できるなら、売却しても惜しくない水準。

3年程度なら20〜30%ほどが相場、

5年以上の中長期なら50〜80%の間が相場といえます。 

商品名が違えどベンチマークが日経平均株価やTOPIXであるインデックスでは水準は同じです。



確定拠出年金での投資信託の売却は、長く保有するほどいいというものでもなく、

市場ごと・運用期間ごとの利益率相場の感覚をつかんでおくのが大事。


ベンチマーク(この商品であれば日経平均株価)が「年初来高値」や「史上最高値」を更新したら

今売ればどの程度の利益が確保できるのか確認し、決断すべきです。



利益確定したら、元本確保型商品への温存がおすすめです。








 
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確定拠出年金で投資信託を見るには、

その投資信託が主にどの市場で運用されているかを確認します。

運用市場は、国内株式・海外株式・国内債券・海外債券 の4つに分類されます。

基本の4指標図


今回ご紹介する 東京海上セレクション・外国株式インデックス は、

「海外株式 」市場で運用されている、「パッシブ(インデックス)」の投資信託です。

パッシブとはベンチマークに完全連動するよう管理されている投資信託。

東京海上セレクション・外国株式インデックス のベンチマークは MSCIコクサイ指数 です。

パッシブとアクティブの違いはこちらの図版をご覧ください。 


パッシブ・アクティブ



 東京海上セレクション・外国株式インデックスの基準価額のチャートをご覧いただきます。

東京海上セレクション外国株式インデックスチャート


このチャートは、

2010年4月から、毎月月末に買い続けた場合の値動きを表しています。

確定拠出年金の月額掛金で毎月買うのと同じですね。

これを時々の高値期に売却したとしたら、利益率は次表のようになります。



東京海上セレクション外国株式インデックス利益率
 
 

投資信託は高値になったら売却して利益確定するのがセオリーです。

 
海外株式インデックスでは

1年程度の短期で訪れた高値期で売り10%前後の利益が確保できるなら、売却しても惜しくない水準。

3年程度なら25〜35%ほどが相場、

5年以上の中長期なら60〜90%の間が相場といえます。 

商品名が違えどベンチマークがMSCIコクサイ指数であるインデックスでは水準は同じです。



確定拠出年金での投資信託の売却は、長く保有するほどいいというものでもなく、

市場ごと・運用期間ごとの利益率相場の感覚をつかんでおくのが大事。


MSCIコクサイ指数の動きが日常的に把握しづらい海外株式インデックスでは

NYダウが「年初来高値」や「史上最高値」を更新したら

今売ればどの程度の利益が確保できるのか確認してみるのがおすすめ。



この商品の値動きでは、

チャート表の「B」から「C」が注目すべき期間といえます。


いったん高値をつけた「B」から次第に価額が下がり、「C」で「B」と同水準の価額に戻りました。

価額が下がったときにドルコスト平均法で買い続けたため平均取得価額が低く抑えられ、

同水準の価額に戻った時点で売却しても7%程度の利益が得られることに。


月額掛金での定額購入はリスク低減には大きな効果があるのです。












  
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確定拠出年金で投資信託を見るには、

その投資信託が主にどの市場で運用されているかを確認します。

運用市場は、国内株式・海外株式・国内債券・海外債券 の4つに分類されます。

基本の4指標図


今回ご紹介する 東京海上セレクション・日本株式 は、

「国内株式 」市場で運用されている、「アクティブ」の投資信託です。

アクティブとはベンチマークを上回るよう運用されている投資信託。

東京海上セレクション・日本株式 のベンチマークは TOPIX、

今成長しておりこれからも成長すると「この投資信託の運用者が見込んだ」株式で構成されています。

パッシブとアクティブの違いはこちらの図版をご覧ください。 



パッシブ・アクティブ

 
 東京海上セレクション・日本株式の基準価額のチャートをご覧いただきます。




東京海上セレクション・日本株式


このチャートは、

2001年1月から、毎月月末に買い続けた場合の値動きを表しています。

確定拠出年金の月額掛金で毎月買うのと同じですね。

これを時々の高値期に売却したとしたら、利益率は次表のようになります。



東京海上セレクション・日本株式利益率




投資信託は高値になったら売却して利益確定するのがセオリーです。


アクティブファンドを買ったからにはインデックスよりも高い利益率を望みたいところですが、

国内株式のインデックスの利益率と比較してみましょう。







全期間を通して、利益率の相場はインデックスと大きな差はありません。

しかも、5年以上などの長期運用ではインデックスの利益率が高くなっています。

長期になるとインデックスの成績がアクティブを上回ることが多くなるのです。

しかし、3年程度の短期になるとアクティブのほうが好成績になる傾向があります。



あくまでも一般的な傾向であり、

すべての時期の相場に再現性があるわけではありませんが、

短期に高値期が訪れた場合には、アクティブは高い利益がゲットできる可能性が高いと考えられます。







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確定拠出年金で投資信託を見るには、

その投資信託が主にどの市場で運用されているかを確認します。

運用市場は、国内株式・海外株式・国内債券・海外債券 の4つに分類されます。 


基本の4指標図
 

今回ご紹介する インデックスファンド225(日本株式)  は、

「国内株式 」市場で運用されている、「パッシブ(インデックス)」の投資信託です。

パッシブとはベンチマークに完全連動するよう管理されている投資信託。

インデックスファンド225(日本株式)  のベンチマークは 日経平均株価 です。

パッシブとアクティブの違いはこちらの図版をご覧ください。


パッシブ・アクティブ


インデックスファンド225(日本株式) の基準価額のチャートをご覧いただきます。



インデックスファンド225(日本株式)チャート





このチャートは、

2001年1月から、毎月月末に買い続けた場合の値動きを表しています。

確定拠出年金の月額掛金で毎月買うのと同じですね。

これを時々の高値期に売却したとしたら、利益率は次表のようになります。



インデックスファンド225(日本株式)利益率






投資信託は高値になったら売却して利益確定するのがセオリーです。

 
国内株式インデックスでは

1年程度の短期で訪れた高値期で売り10%前後の利益が確保できるなら、売却しても惜しくない水準。

3年程度なら20〜30%ほどが相場、

5年以上の中長期なら50〜80%の間が相場といえます。 

この商品ではチャート内「B」の時期に売却すると想定以上の利益が得られたと考えましょう。

商品名が違えどベンチマークが日経平均株価やTOPIXであるインデックスでは水準は同じです。



確定拠出年金での投資信託の売却は、長く保有するほどいいというものでもなく、

市場ごと・運用期間ごとの利益率相場の感覚をつかんでおくのが大事。


ベンチマーク(この商品であれば日経平均株価)が「年初来高値」や「史上最高値」を更新したら

今売ればどの程度の利益が確保できるのか確認し、決断すべきです。



利益確定したら、元本確保型商品への温存がおすすめです。








 
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確定拠出年金で投資信託を見るには、

その投資信託が主にどの市場で運用されているかを確認します。

運用市場は、国内株式・海外株式・国内債券・海外債券 の4つに分類されます。

基本の4指標図

今回ご紹介する 東京海上セレクション・外国債券インデックス は、

「海外債券」市場で運用されている、「パッシブ(インデックス)」の投資信託です。

パッシブとはベンチマークに完全連動するよう管理されている投資信託。

東京海上セレクション・外国債券インデックス のベンチマークは FTSE世界国債インデックス です。

パッシブとアクティブの違いはこちらの図版をご覧ください。 



パッシブ・アクティブ
 
東京海上セレクション・外国債券インデックスの基準価額の推移チャートをご覧いただきます。



東京海上セレクション・外国債券インデックスチャート

このチャートは、

2010年4月から、毎月月末に買い続けた場合の値動きを表しています。

確定拠出年金の月額掛金で毎月買うのと同じですね。

これを時々の高値期に売却したとしたら、利益率は次表のようになります。 




東京海上セレクション・外国債券インデックス利益率



投資信託は高値になったら売却して利益確定するのがセオリーです。


海外債券インデックスでは

1年程度の短期で訪れた高値期で売り3〜5%前後の利益が確保できるなら、売却しても惜しくない水準。

3年程度なら5〜15%ほどが相場、

5年以上の中長期なら20〜35%の間が相場といえます。

商品名が違えどベンチマークが FTSE世界国債インデックス であるインデックスでは水準は同じです。



この商品の実績では相場と若干のズレが生じていますが、

期間を問わず5%程度で上々、20%超えであれば大成功と考えていただければよいでしょう。

株式投資信託の利益相場とは大きな差がありますね。












同じ投資信託ですが、投資対象となる市場によって相場の利益率は大きく異なります。

国内・海外の差よりも株式・債券の差は大きく、

購入決定の際にはよく理解して選択する必要があります。



債券投資信託を「安定的な運用」と呼びますが、

要は「株式投資信託にくらべて値動きが少ない投資信託」ということですね。

利益相場を知っておかないと、売り時が判断しづらい投資信託ともいえます。








 
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確定拠出年金では、プランごとに商品が提示され

加入者が運用する商品を選びます。

ここが加入者にとっての最初の難関といえます。

とあるプランの商品一覧をご覧いただきましょう。


確定拠出年金商品選択一例




もう、なにがなんだかさっぱり! !  と頭をかかえる人がほとんどでしょう。

唯一なじみがあるのは定期預金だけ。

しかも元本確保型ならもうこれでいいや、、と思ってしまいがち。



今はどれがいいですか? と聞かれることもありますが、

これは機会を読もうとする「投機」の発想ですので、いったん封印してください。



資産運用では分散投資が基本。

世界のすべての市場に分散するのがセオリーといえます。



運用市場は、大きく4つの市場に分かれるものと認識しましょう。

株式市場と債券市場にわかれ、さらに国内限定か海外市場かに分割。





基本の4指標図



確定拠出年金で運用商品を見るときには、

まずはこのマトリックスのどこに属する商品かを確認することが第一歩。

上記の商品一覧であれば、商品名よりも「区分」で確認することです。




上記のプランでは「国内債券」の投資信託がありませんが、

国内債券インデックスは長期金利の裏返しの運用となりますので、

プランの中での選択であれば、元本確保型の定期預金で代替できると考えてよいでしょう。

分散投資の基本に立ち戻れば、すでに街中の銀行で定期預金をお持ちの方は

あえて定期預金や国内債券投信に掛金を分散しなくてもよい、という考え方もできます。




投資信託だけで考えると、

国内株式・海外株式・海外債券、それぞれインデックス(バッシブ運用)を1本ずつ選ぶと

全世界のマーケットに掛金を分散できたことになります。



また、このプランでは海外株式に

東京海上セレクション・外国株式インデックス



インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式

の2本が設定されていますね。



東京海上セレクション・外国株式インデックス という商品は

MSCIコクサイ指数に連動するよう運用されている投資信託で、

主要先進国の株式市場の動きをとらえているものです。



一方、インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 は

MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動するよう運用されており、

中国・韓国・インド・ブラジルなど新興国の株式市場の動きを再現するものです。

つまりこのふたつの商品に分散すると、より世界株式全体での運用となることに。



バランス型は、この4つの市場を組み合わせて作られている投資信託で、

安定型よりも成長型が、バランス30よりも70のほうが株式を含む割合が高くなります。



4市場のインデックスを買うのであれば、

バランス型でいいのではないかという意見もありますが、

私のおすすめは月額掛金を複数のインデックスに分散する方法。



日本株式が年初来高値をつけたので国内株式インデックスをいったん売却しよう、

アメリカのNYダウが史上最高値を更新したので半分だけ売却、など

市場の動きを確認しながら預替を検討するクセがつくはずです。








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確定拠出年金ではプランごとに商品が提示され、加入者が運用する商品を選びます。

誰もが悩むところで、今買うならどれがいいのか
と聞かれることもあります。

これは短期間で一か八かの利益を求める「投機」の発想。

「資産運用」の思考に切り替えましょう。

 

資産運用の原則は分散投資。おすすめは全世界への分散です。

運用対象となる市場は、まずは国内限定と海外に分かれます。


国内海外市場イメージ図



海外市場の商品には為替リスクがともないますが、リスクがある分大きなリターンが期待できることも。
 

国内・海外をさらに株式と債券に分けて、計4市場。



基本の4指標図




このすべてに掛金を配分することで全世界での運用準備が整います。

ほとんどの確定拠出年金プランでは、

国内株式・海外株式・海外債券のインデックスが選択できるようになっているので

まずは該当のインデックスに月額掛金を配分するのがセオリーといえます。


それぞれの市場は互いに関係しあっていますが、

日本株は低迷期だけれど米国株は好調な時期や、その逆もよくあること。

市場ごとに史上最高値年初来高値など相場が上がっているニュースを耳にしたら、

いったん売却して利益を確保するとよいでしょう。

 

芽が出る可能性のあるところすべてに資産を置き、

値上がりしたら丁寧に売却するのが資産運用の原則です。



もう少し詳しいご説明は、こちらの記事をどうぞ。




 
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