家計のセーフティネットとして、普通預金などいつでも引き出せる形で 

家計の最低必要額 × 5ヶ月分を準備しておくのがおすすめ。


これを超えた額は有価証券での運用に回してよいと考えますが、 

 株式や債券への漠然とした不安がある人の中には

「いきなり感」が強くて一歩が踏み出せない人もいるでしょう。



この不安は理屈を超えたところにある場合も多いので

どんな成功体験談も有価証券の知識でもっても克服することができないように思います。



そこでおすすめなのは、

普通預金の流動資産と別に、家族の人数分だけ同額の定期預金を持ってみること。



独身なら、流動資産と別に同額の定期預金を1本。

夫婦世帯なら、定期預金を2本。

お子さんがいるなら、さらに1本。



貯蓄の形は、定期預金でなくとも構いません。

2019年現在では元本確保型の商品では

どこにおいても利子はほとんどつかないので、ある意味気楽に選択してよいと思います。



お勤めの方で会社に制度があるなら、財形制度でもいいでしょう。

お子さんのための貯蓄なら学資保険もよい選択です。



このご提案に明確な根拠はありません。

実際にできた定期預金や財形貯蓄の金額を見て

お守りとしてあなたが安心できれば、それでいいのです。



私は、あるいは、我が家は、

今なら何かあってもとりあえず路頭に迷うことはない、と安心できたら、

さあ、リスクをとって運用する資産運用の第一歩を踏み出しましょう。