ラクラク運用生活のススメ

iDeco・確定拠出年金運用のテクニック、NISA・つみたてNISAの活用、家計にプラスの投資信託・株式運用

資産株へのシナリオ

NYダウは1,000$単位、日経平均は1,000円単位で上下した先週。

こういうときは、

指値ができず一日が終わってやっと値が決まる投資信託では

思うとおりのお買い物はできません。

確定拠出年金の中のお話ですが、投資信託の値決まりの詳細はこちら。






ほったらかしでお金を増やそうと思ったら投資信託とよく言うのですが、

ほったらかしでいいのは購入タイミングだけ、

投資信託で利益を得るには必ずどこかで売却しなければなりません。

本当の不労所得を持つためには、安定して高い配当を出す株式の保有が楽。



資産株といいます。



今回買い増したのは、JTとソフトバンク。

JTはこの数週間でみるみる値が下がりました。


JT20200313




利回りは驚異の7.87%に。



JT20200313利回り


今回は2,000円で2口買い増し。

株価3,000円のときから少しずつ買っていたので

私が受け取る配当利回りは6.5%ぐらいです。

なかなか良いお買い物でした。



ソフトバンクも買い増し。


ソフトバンク20200313利回り



IPOで購入を開始しましたが、IPO時の株価が一番高いという (^ ^;

今回は1,430円で少し買い増しです。配当利回りは5.8%程度になりました。


そもそもIPOのときの資金は

MRFにいつのまにか貯まってしまっていた配当金でした。

あちこちの株式がくれた配当でソフトバンクを買って、利回り5.8%なら大満足。




残念だったのは、AT&Tが決まらなかったこと。


ATT20200313チャート




米国で言うところのNTTみたいな会社ですね。

配当がとにかくいいのでスキあらば買い増しを企んでいるのですが、

私の買い付けチャネルでは証券会社の担当者に連絡しなければならないので

決定に担当者の影響が入りがち。

成り行きで買おうとしていたのですが30$で指値を助言され

これを是とした自分が判断を誤りました。



いい時もあればそうでない時もあるのですが、

今回は彼の助言を聞かずに成り行きで買うべきでした。

彼のことは好感を持っているし、とても優秀な人だと思っているのですが、

投資スタンスが違うんですね。

この話はまた今度。

 

 
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持ち株数が多いほど株主優待は豪華になることが多いもの。
 

牛丼チェーンを展開する吉野家ホールディングスでは、以下のとおりとなっています。

吉野家IR情報株主優待
吉野家ホールディングスIR情報より

 

100株の株主がもらうサービス券は、300円 × 10枚 × 年2回。
 

1,000株の株主になれば倍の優待が受けられることに。
 

しかし、投資する額は10倍になりますから、回収効率としてはイマイチです。


 

夫と妻それぞれの名義で100株の株主になれば、世帯では年間40枚のサービス券がゲットできます。

2人で100株ずつ
 

どちらかに収入がない場合は贈与と認識されますので、

年間110万円の贈与税非課税の範囲で現金を移換しましょう。

この額であればNISAの枠内にも収まります。

 

 

ただし、この方法はすべての株主優待に使えるワザではありません。
 

例えば、お買い物キャッシュバックサービスが人気のイオンでは持ち株数に応じて返金率が変わります。

イオン株主優待

イオンIR情報より

 

イオンでは返金サービスを受けるためにオーナーズカードが必要ですが、

株主用とは別にもう一枚ファミリーカードを発行してくれるので、

家族で1人が100株の株主であれば大丈夫。
 

投資効率としても100株の保有が魅力的です。


 
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自社商品やお買い物割引券などをプレゼントしてくれる株主優待。

これを目的に株式を持つのもよいものです。

最低単元の100株を持っていれば株主優待がもらえる会社も多くあり、

株価が上下しても決して手放さないファンもいます。


株主優待例

 

できるだけ安く100株を手に入れるのも良い方法ですが、おすすめは元本を回収して無償で株を持つこと。
 

やり方はとても簡単です。

まずは200株を持ちます。

一度に購入しても、るいとうやミニ株などで少しずつ買ってもよいでしょう。

100
株で元本が回収できる、買値の倍程度まで株価が上がったら売却。

残った100株はタダで持っているのと同じですから、終生保有して株主優待を受け取り続けるシナリオです。

200から100株売却

 
 

株価が上がらないようなら少しずつ買い増し400株にして、

株価が3割ほど上がったタイミングで300株を売って元本を回収するのも作戦のうち。


400株から300株売却


株数が増えれば元本確保がより楽になります。

 

私はこの方法で吉野家の株を100株だけ持っており、年に2回タダで牛丼を楽しんでいます。

同じくイオン系列の店舗でのお買い物はずっと3%オフ。
 

少額ですが、株主優待を受け取るたび、資産としての株のありがたみを感じています。

 
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