毎月分配型のように頻繁に配当を出す投資信託もあるため、

うまく選べば自動的に利益が得られると勘違いしてしまう人もいるのですが、

投資信託は売却して利益を確定するもので、

定期預金のように利子が自動的につくものではありません。

 

投資家が少額を出し合いこれを運用して、投資信託は共同財産である純資産を作ります。

投資信託イメージ図


持っていた口数を次の投資家に売却することで、投資家は投資信託から去り、現金を得ます。

 

いきすぎた分配金の支払いは純資産総額を減らし、

口数あたりの単価である基準価額も下がります。

売却しても思っていた金額が返ってこないことも。

投資信託分配金の影響

 

年齢を問わず、

投資信託で長期に運用し効率的にお金を殖やしたいなら、分配金のないタイプがおすすめ。

初心者であればつみたてNISAから始めるとよいでしょう。


つみたてNISA


つみたてNISAでは投資対象の投資信託は「分配頻度が毎月でないこと」と定めているため、

制度の中で商品を選ぶと安心です。


 

基準価額が上がったら、売却して利益を確定します。

日経平均など一般的な指標と連動する投資信託なら値動きも追いやすいでしょう。

通常であれば利益の約20%が税金として差し引かれますが、つみたてNISAを使えば非課税です。