投資信託は売却して利益を確定するもの。
それは確定拠出年金制度の中でも同じです。
投資信託の利益は運用する対象によって想定できますので、
相応の利益が確定できるようなら売却し、元本確保型商品で温存するのがセオリー。
お金を早く殖やすためには再投資を繰り返すことが効果的ですが、
運用期間が限られている確定拠出年金制度では、
「投資信託で運用 → 利益確定、元本確保型に移換」という形で
いったん利益確定した資金については、
この状態で運用終了である60歳を迎えてもよいと考えます。
もし、元本確保型の資産割合が増えすぎて不安になった場合には
元本確保型の資金を使って投資信託を買い直す「預替」をしてもよいのですが、
一度に多額の資金で投資信託を購入するのではなく、
上図のとおり「少しずつ投資信託を購入」しましょう。
ここで、海外債券インデックスを例にとり
一度に資金移動した場合と、少しずつ購入した場合をご覧いただきます。
定期預金に温存した資金で、
50万円分一度に海外債券インデックス投信を買ってみました。
この海外債券インデックスは
世界主要国23カ国の国債市場の動向を示す指数である
FTSE世界国債インデックスに連動することを目指す投資信託。
為替の影響はドルとユーロからほぼ半々です。
注・この投資信託は10月末に配当があり再投資されます。
株式投信を見慣れた目ではたいした損ではありませんが、
残念ながら14ヶ月後は元本を1,200円ほど下回っている評価額です。
ただし、2019年8月末はドル・ユーロともに対円で安くなっていたときですので
為替の動向を見て売却時期を確定することを目標とすれば
利益確定も可能な状況ではあります。
では、資金移動を毎月行っていたならどうなっていたかをご覧いただきます。
仮に毎月3.5万円ずつ預替していたなら、下表のとおりとなりました。
ドルコスト平均法の効果は大きく、
2019年8月28日時点で元本はトータル49万円、
評価額では4,490円のプラスが出ています。
ドルコスト平均法についてはこちらの記事をご参照ください。
問題は、毎月預替の指示をいちいち出さなければならないこと。
数ヶ月分の預替の、予約設定ができれば楽なんですけれどね。
それは確定拠出年金制度の中でも同じです。
投資信託の利益は運用する対象によって想定できますので、
相応の利益が確定できるようなら売却し、元本確保型商品で温存するのがセオリー。
お金を早く殖やすためには再投資を繰り返すことが効果的ですが、
運用期間が限られている確定拠出年金制度では、
「投資信託で運用 → 利益確定、元本確保型に移換」という形で
いったん利益確定した資金については、
この状態で運用終了である60歳を迎えてもよいと考えます。
もし、元本確保型の資産割合が増えすぎて不安になった場合には
元本確保型の資金を使って投資信託を買い直す「預替」をしてもよいのですが、
一度に多額の資金で投資信託を購入するのではなく、
上図のとおり「少しずつ投資信託を購入」しましょう。
ここで、海外債券インデックスを例にとり
一度に資金移動した場合と、少しずつ購入した場合をご覧いただきます。
定期預金に温存した資金で、
50万円分一度に海外債券インデックス投信を買ってみました。
この海外債券インデックスは
世界主要国23カ国の国債市場の動向を示す指数である
FTSE世界国債インデックスに連動することを目指す投資信託。
為替の影響はドルとユーロからほぼ半々です。
注・この投資信託は10月末に配当があり再投資されます。
株式投信を見慣れた目ではたいした損ではありませんが、
残念ながら14ヶ月後は元本を1,200円ほど下回っている評価額です。
ただし、2019年8月末はドル・ユーロともに対円で安くなっていたときですので
為替の動向を見て売却時期を確定することを目標とすれば
利益確定も可能な状況ではあります。
では、資金移動を毎月行っていたならどうなっていたかをご覧いただきます。
仮に毎月3.5万円ずつ預替していたなら、下表のとおりとなりました。
ドルコスト平均法の効果は大きく、
2019年8月28日時点で元本はトータル49万円、
評価額では4,490円のプラスが出ています。
ドルコスト平均法についてはこちらの記事をご参照ください。
問題は、毎月預替の指示をいちいち出さなければならないこと。
数ヶ月分の預替の、予約設定ができれば楽なんですけれどね。