ラクラク運用生活のススメ

iDeco・確定拠出年金運用のテクニック、NISA・つみたてNISAの活用、家計にプラスの投資信託・株式運用

日本でFP(ファイナンシャルプランニング)が始まってそろそろ30年。

伝統的なファイナンシャルプランニングでの最初の一歩は、目標額の確認でした。 



・人生にはお金のかかる5つのイベントがある。 

・それは「結婚」「出産」「マイホーム取得」「教育」「老後」

・例えば、マイホーム取得であれば総費用は3,500万円、

 教育費であればすべて公立で一人の子どもに1,000万円、

 老後の生活費であれば月額25万円が65歳から85歳までで6,000万円

・だからがんばって、早くから少しずつでも貯蓄と運用を



これを生活の一部にして、

バランス良くこなしていける人は少ないな、というのが

FPを25年以上やってきた私の率直な感想です。 



ああもう無理!  とモチベーションが下がる人が半分弱、

一生懸命やりすぎて疲れてしまう人が半分弱、 

奇跡のように少数の人がうまく折り合って、楽しんでお金の準備をする。

これが実態に近いと思っています。



もっと足元からお金のことを考えていい。

毎月いくら使っているのか、いくら貯蓄できるのか、

そんなところからゆっくり始めるのがいい。



そんなわけで、まずはあなたのおうちで

月に最低必要な生活費を把握することを第一歩にするのがおすすめ。

最低必要額の確認方法はこちらからどうぞ。

最低必要額の確認方法





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稼ぐ・節約する・運用する は、どれも欠かせない重要な要素ですが、

年代によって優先する順番が違います。


世代別優先順位




 

若く体力があるうちは、「稼ぐ」が最優先。

稼ぎながら、無駄遣いしない生活習慣を身につけていきます。



しっかり稼いでいるからといって無駄遣いし続ければ、家計が赤字に転落してしまうことも。

生活に必要な最低限の金額を月額で把握し、

それ以上は贅沢と認識することから始めましょう。



若いうちは、「運用」 の優先順位は最後で大丈夫。



ですが、 年をおうごとに気力・体力が嫌でも落ちてくるのが人間です。

お金がお金を産んでくれる「運用」は重要性を増します。



しっかり稼いで・無駄遣いせず壮年期となると、まとまった資金を持っているかも。

それは大変喜ばしいことですが、

運用の知識と経験がないと、資産運用のセオリーに反した運用をしてしまい、

予想だにしたなかった大きなマイナスを抱えてしまうかもしれません。



まとまった退職金で、勧められるまま一度に投資信託を購入し

値下がりしてどうしたらいいのか・・ なんて話を聞くと

悲しいやら悔しいやら・・・・
 


若いときの「運用」は、

少額でよいので毎月の積立・投資を、早くから始めることがポイント。

できれば先取り貯蓄で、節税できる仕組や商品を利用するのがよいですね。





 
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お金に困らないためには、たった3つの行動をとるだけでOK。


1. 稼ぐ  ・・  時間と体力で現金Get! 

2. 節約する ・・  無駄遣いしない! 

3. 運用する ・・  資産が勝手に現金Get! 



稼ぐ・節約・運用






おって別記事でそれぞれご紹介していきますが、

どれも極める必要はありません。

「ほどほど」でだいじょうぶ。




フルタイムでなくてもいい、短時間勤務で月数万円を稼ぐのも立派な資産運用。

苦しいほどの節約をしなくていい、無駄遣いしない生活習慣を身につければOK。

定期預金だって運用のひとつ。わからないまま株式運用することないですよ。


 


危険なのは、

どれかを「やらない」と決めてしまうこと。 


 

 家計の資産運用にとって

この3つは欠けてはならない重要な歯車です。 

どれも、まんべんなく・ほどほどに無理せず始めていきましょう。


 
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